今回は、リードをいい状態で安定させるリード管理のやり方を紹介します!
これを実践すれば、なにもしていない人と比べていい音で吹けるはずです。
リード管理も実力のうち、というわけですね。
上手な人はみんな、道具の使い方がわかっています。
リードの慣らし方
新品のリードは吹きすぎてはいけません。(新品は水分を吸収しやすいため)
5分ほど吹いたらそのリードは休ませます。次の日は、10分ほど吹いてみます。
こうして日ごとに、吹く時間を少しずつ伸ばしていってリードを慣らします。
初日は吹かず、水につけて慣らしていくという人もいます。
水分を吸収しすぎているかどうかの目安として、
リードの先端が水分で透いて見えるかどうかというものがあります。
透いて見えたらたら、そのリードは休ませて別のリードで吹きましょう。
このようにリードをローテーションすることが大切です。
急激な変化にさらされることなくリードが慣れていきます。
リードのおすすめ保管方法
リードは湿度の変化に敏感です。
夏のじめじめや、冬の乾いた空気など、リードがよくなってくれないという時期が必ずあります。
自分の出す音がいい音じゃないと練習も楽しくなくなってしまいますよね。
私も悩まされていましたが、この保管方法にしてからその悩みもなくなりました。
私のおすすめリード保管方法がこれです。
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ovedaの湿度調整剤(72%)
もともとは葉巻用の湿度調整剤でしたが、リード用として発売されるようになりました。楽器店では売っていないので、ネットでいつも買っています。10枚入りなので1年ぐらいは余裕で保ちます。
これをジップロックにリードと一緒にいれ密閉します。これだけで、かなり安定します。湿度調節剤が固くなってきたら新しいものに交換してくださいね。
実際いろいろと保管方法は試しましたが、これが一番良い保管方法だと思います。
ジップロック+Bovedaの湿度調節剤、ぜひ試してみてください!
リードのあたりはずれについて
リードには、あたりとはずれがあります。
1箱10枚入っていたら、私の感覚として本番で使えるのが2~3枚、練習用で5~6枚、全然ダメなのが2~3枚・・・という感じです。
それって商品としてどうなの?
と言いたいところですが・・・ある程度は、リード調節とマウスピースの選び方で吹けるリードを増やすことができます!
リードの調節やマウスピースは内容が多くなるので別記事で紹介しようと思います。
10枚のリードがほとんどいい音がならない。こういう時はリードの厚さがあっていないか、マウスピースが劣化しているかどちらかでしょう。
良いマウスピースと適切なリードの位置、それと調節、これらを行えば大抵のリードは吹けます!
またシルバースタイン社が販売している、「ALTAリード」。
こちらは、吹けないリードを交換してもらえるようになっています。その分お値段高めですが、全部いいリードで吹けると思えば安い買い物かもしれません。
今度試して、記事にしようと思います。
まとめ
・新品のリードは吹きすぎない
・ローテーションしてリードを休ませる
・ジップロック+湿度調節剤で安定
・リードにはあたりはずれがある
・良いマウスピースとセッティング、調節が大事
今回の記事いかがでしたか?
道具の選び方や、管理も実力のうちです!マスターして、いい音でクラリネットを吹きましょう!
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