筆者について
はじまりは、地方中学校の小さな吹奏楽部。
クラリネットに出会ったのは中学生の頃。全員で20名ほどの小さな吹奏楽部。同じ学年の子は7人しかいませんでした。
少ないながらも楽しくやっていましたが、あまり専門的なことは学べず・・・。先輩から受け継がれてきた基礎練習や、教本を頼りに練習する日々。
始めたての頃にプロの人がレッスンで正しい基礎を教えてくれる環境だったら、もっとはやく上手くなっていたのに・・・クラリネットを専門的に学べば学ぶほどそう思えてなりません。
苦労した高校時代
地方の中学から街の高校に進学した筆者。そこそこ上手い吹奏楽部に入部し、プロの先生のパートレッスンもある部活でした。「プロのレッスンが受けられる・・・！」そう喜んでいたのもつかの間、
今まで独学で吹いていた筆者は先生にケチョンケチョンに駄目だしされるのです・・・。かなり感覚的なレッスンだったので素養がない筆者にはあまり効果的なレッスンではありませんでした。センスが無い、才能ない…などなど複数の先生に色々と言われ精神的に辛かった時期ですが、クラリネットが大好きだったので音大を目指しました。
多くのことを学べた音大時代
高校ではケチョンケチョンにされた筆者でしたが、大学時代では多くの素晴らしい先生に出会い、とても充実した大学生活を過ごしました。学内の公開レッスンや、授業、図書館にある数々の演奏論の本。海外の演奏家のレッスンを受けたり、クラリネットだけではない音楽のことを学んだり。切磋琢磨できる友人や先輩・後輩にかこまれ、豊かな経験を積みました。
大学時代はクラリネットをもちろん学びましたが、なにより音楽のことを勉強できました。音楽性や感性は、生まれつきだけのものではないと多くの先生が教えてくれました。そして、私もそういったレッスンができる音楽家になりたいと強く思いました。
クラリネットだけではなく、ピアノや声楽、楽曲分析の先生方のおかげで良い成績で卒業することができ、本当に恵まれていたと感じます。
音大卒業後
卒業後もクラリネットと音楽は、私の生活の一部です。コロナという中で始めたこのサイトは、なかなか活動できない私のためでもあり、私と同じ苦しみやレッスンに行けない方々の役に立ってほしいと思い運営しています。
私は身を持って、地方やプロから学べる環境にいない方の現実を知っています。
独学や偏った知識で始めると、後々本当に苦労します、本当に。
このサイトでは、楽器の組み立て方という基礎的なことから私が専門的に学んできたことまで、なるべく丁寧にまとめていくつもりです。
このサイトが地方の部活動や1人で悩んでいる方などの助けになることを願っています。
地方の方でも知識が得られるように、動画レッスンを行っています。くわしくはこちらから。↓